平成20年度、消費生活アドバイザーの論文 2時限目の課題を紹介します。
2時限目は、経済一般、企業経営、生活経済、環境・エネルギーの4科目の中から
自分の書けそうな課題を一つ選びます。
『経済一般』は非常に長い問題文でした。
→ 近年では、インターネットを利用して買い物をするオンラインショップなど
電子商取引(コンピュータなどの端末からネットワークを経由して行われる商取引)が
増加している。まずその増加の理由について説明し、次にこうした電子商取引が
消費者・企業に与える影響(よい影響と悪い影響)について述べ、最後にわれわれ
経済社会発展のために電子商取引についての望ましい政策について述べなさい。
とあります。
これは、ネット取引については、消費生活アドバイザーの多くの受験生が参考にする
「暮らしの豆知識」最新刊09に、特集で、くらしのなかのIT
くらしのなかの契約といった項目で取り上げられていましたので、この経済一般の
科目を選択した受験生も多かったと思われます。
出題者も、くら豆が特集していたのを当然知っていますので、長い問題文にあるとおり
課題に対する答えを非常に詳細に求めており
ネット取引に関しての問題だということで、すぐにこの問題に飛びついた受験生は
論文を書いていくうちに、求められている論点を展開できずに
非常に苦労したのではないでしょうか。
他の3題の問題文に比べると、問題の出し方にややクセがあり、受験生も
問題の選択には、慎重に時間を割くことが求められます。
他、
『企業経営』
いわゆる同族経営において不祥事が起こりやすいという主張について、同族経営の持つ
長所と短所を明らかにしながら、あなたの考えを述べなさい。
『生活経済』
近年の日本における子育て支援策をふまえて、その現状と課題を生活経済の視点から
論じなさい。
『環境・エネルギー』
洞爺湖サミットでも地球温暖化への対策が議論された。わが国はすでに始まった京都
議定書の約束期間内に、二酸化炭素を中心とした温暖化ガスを1990年比で6%の削減
をしなければならない。地球温暖化問題に対処するために、わが国の消費者が取るべき
方策を述べなさい。